斉藤光浩
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佐々木彰宏
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新川宣孝 |
Vocal,Lead Guitar
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Vocal,Side Guitar
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Bass |
渡辺登美雄
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新美俊宏
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Drums
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Drums
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1974年、ドゥー・T・ドールはキャロルの弟バンドとして斉藤光浩(lg)、佐々木章宏(sg)、新川宣孝(b)、渡辺登美雄(Dr)の4人で結成された。ドゥー・T・ドール=童貞人形という命名は、メンバーの平均年齢が16歳と若かったことから。(今にして思うとすごいネーミングだ(^^;;)74年3月日劇ナウ・オン・ステージで初ステージ、同年5月には東京レコードから“涙のシーズン”でレコード・デビューを果たす。その後、当時の若者向け人気番組TBS系「ぎんざNOW」の火曜日レギュラーとして出演、女子中・高生の人気を集めた。しかし、74年9月に発売された2枚目のシングル“キス・ミー・タッチ・ミー”レコーディング直後にドラムの渡辺登美雄(一番人気があった)が脱退、新たに新美俊宏をメンバーに迎え活動を続け、第51回日劇ウエスタン・カーニバルにも出演するが、その後次第に人気は失速、デパートの屋上でのサイン会などしか活動の場がなくなり、結局わずか1年半でバンドはその活動に終止符を打った。
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安井かずみ、かまやつひろしのペンによる「涙のシーズン」はいかにもキャロルの弟バンドといった雰囲気の軽快なロックンロール・ナンバー。特に♪yeh〜というリフレインは一度聞いたら忘れないほど印象的。ライブではメンバー自身が演奏していたが、レコーディングはスタジオ・ミュージシャンによるもので実際の彼等の演奏を聴くことができないのが残念である。
この曲が突如ラジオから流れてきた時、「うぉぉぉ!涙のシーズンと似てるわ!」と管理人を興奮させた曲、それが
福山雅治の「Peach!!」
「涙のシーズン」を聴いたことある人もない人も、とにかく一度聴いてみよう。(似てないって苦情は受け付けませんσ(^_^;)
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1.
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キス・ミー,タッチ・ミー
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2.
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別れのyea yea
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73年に大ヒットしたショッキング・ブルー「悲しき鉄道員」を彷彿とさせるナンバー「キス・ミー,タッチ・ミー」は哀愁をおびたメロディーと光浩の危うげで憂いを含んだヴォーカルが見事に調和した、間違いなく光浩の最高傑作である。少年から青年に変わる一瞬のきらめきとイノセンスはもはや望むべくもないが、それでも1999年の復活バウワウのステージで25年ぶりに聴く「キス・ミー,タッチ・ミー」のさわりは、往年のファンを悶絶させるには十分だった。
ショッキング・ブルーといえば「ヴィーナス」はあまりにも有名だが、「悲しき鉄道員」は当時ヒットしたわりには、今ではすっかり地味な存在となり、最近ではほとんど耳にすることがなくなってしまった。が、ようやくネット上でタダで聴ける「悲しき鉄道員」を発見(笑)。
「キス・ミー,タッチ・ミー」をご存知のかたはぜひ聞き比べて、そのそっくり度を体感し、ご存知ないかたは「悲しき鉄道員」を聴いて「キス・ミー,タッチ・ミー」を疑似体験してください。
蛇足ながら、VOW WOWファンには人見元基バージョンでお馴染みの「好きさ好きさ好きさ」、日本ではカーナビーツのバージョンが有名だが、オリジナルはこちらのページに登録されているゾンビーズ。興味のある人はこちらも聴いてみるとおもしろいかも。
http://www.sunu-web.com/oldies/frame-3.html
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